ソーラーパワー・ヨーロッパが今週発表した統計によると、 2019年はヨーロッパの 太陽光発電システムが「設置ブーム」を迎えており、ヨーロッパの太陽光発電業界史上最高の年となった。
データによると、欧州地域では2019年に太陽光発電設備が16.7ギガワット増加し、前年比104%増加し、前年の8.2ギガワット増加の2倍以上となった。
SolarPower Europeの最高経営責任者、Walburga Hemetsberger氏は、「設置ブームは、ヨーロッパにおけるSolarPowerが軌道に乗っていることを示している。2019年には、他のどの発電技術よりも多くの新規設置があり、太陽光発電開発の新時代を迎えている。」と述べた。
ソーラーパワー・ヨーロッパの政策ディレクター、オーレリー・ボーヴェ氏は、太陽光発電設備の急激な増加は太陽光発電モジュールのコストの急激な低下によるものだと述べた。
2019年、スペインが4.7GWを加えて欧州最大の市場となり、次いでドイツ(4GW)、オランダ(2.5GW)、フランス(1.1GW)、ポーランド(784MW)となった。